6月 2004 - Posts
今週は日本のセキュリティ レスポンス チームの奥天さんと佐々木さんが出張できていて、最近のウィルス事情やら、日本の最新携帯電話情報などの話をしました。(ご存知の方もいらっしゃるかもですが、奥天さんは、以前「奥天のセキュリティ川柳道場」マイクロソフトのサイトで連載していたあの奥天さんです。)
(www.microsoft.com/japan/Backstagejpn/Senryu/New/default.asp)
奥天さんもいてちょうどよかったので、TechNet Subscription CD をリリースしながら、ずっと思っていたウィルス救急箱構想について語り合ってみたりしました。現時点で構想 1 年というところなんですが、新しいウィルスが出て、被害者が増える度に、「Windows Update に行ってくださ~い」、「セキュリティ アップデートをインストールしてくださ~い」と言う声もよく聞くのですが、ウィルスを人にうつる伝染病のように考えると、それってなんか違うような... といつの頃からかずっと思いつづけていました。自分の中でのイメージとしては、伝染病にかかって、重体の患者さんが、無防備な状態で非常に危険な場所をくぐりぬけ、病院に一人で歩いて行くようなものだと思うことが多々あります。ケガや病気の種類にもよりますが、救急救命法を知っていて、何分以内に処置を施したら半数ぐらいの人が助かる可能性がある、とか、そういうようなことを耳にすると、旬なウィルス用に First aid Kit のようなものを on call ベースで出せたりしたら、マシンが完全にウィルスにやられてしまう前にオフライン状態でなんとか応急手当を済ませることができるのではないか?などと思ったりするのですが、実際にコレをやるとすると、コストの問題やら、新しく出てくるウィルスすべてに有効というわけでもないので、毎回違ったものを Kit に入れて出す必要があるので結構大変そうなんですが、USB メモリに入れて実費で売り出したりしたら、なんかイケそうだと思うのですが(誰か社内でこの案を買ってくれるところはないですかね^^?)
MSDN Library http://www.microsoft.com/japan/msdn/library/ のTOC のDatabase を日本時間の6月17日午前3時頃更新しました。
まだ確認作業中ですが(20万ページぐらいあるので)今まで同期が取れていなかったページも今回の更新でかなり同期するようになっています。もし何か問題等見つけられた場合には、長田 までご連絡ください。
余談ですが、日本から出張中の星さん(Program Manager)と鈴木さん(Product Manager)と気になるWhidbey についてじっくり語りを入れる予定が、話題は日本の携帯電話の進化やら、Security Update やら、Localization、VBの未来、 とまとまりなく広がり、結局収束する間もなく終わってしまいました。会うなりお互いを「兄さん」と呼び合う星さんと鈴木さんは、実は前職(開発ツールを開発している某B社)で同じチームだったとか。(ちなみに某B社時代は結構楽しかったらしいです)というところで、既にオフィスで16時間ぐらい過ごしてしまったので今晩はこのへんで...
ちょうど日本から Visual Studio のProgram Manager の星さんと、Product Manager の鈴木さん (Masami Suzuki) (注1)が出張中で、Whidbey やら MSDN について話しをする機会があり、今日は鈴木さんと機械翻訳の話をしていました。PASSJの河端さんのページ(http://blogs.sqlpassj.org/yoshihirokawabata/category/128.aspx?Show=All) を紹介したら、お返しになかなかグッとくる機械翻訳のページを紹介してもらいましたが、立場上笑っているわけにもいかないので、機械翻訳の弱点(文法やコンピュータ用語と一般用語の翻訳上の問題)を洗い出し、オリジナルの英文を変えることによって問題を解決できるものなどについて調べたりしています。本社の私が所属するチームでは機械翻訳の将来性に非常に賭けており、機械翻訳の辞書が充実し、文法的な問題のほとんどが人手をかけずに解決できるようになれば、これまで予算の関係で翻訳できなかった技術情報を、日本だけでなく世界各国語で提供できるようなるはず!とかなり真剣に取り組んでいます。多少時間はかかっても、今は突然犬(注2) がいたりしても、方向性としては正しいと思っています。私自身がレビューしたある技術文書は、かなり完成度の高い翻訳になっていて逆に機械翻訳もここまで来たか!という感想を持ちました。でも、まぁその一方で犬(注2)がいたりするわけなんですが、笑いと涙の機械翻訳プロジェクトが実を結ぶ日が一日も早く来るよう、皆さんからの Feedback なども随時お待ちしています。
(注1)
鈴木さんは Visual Studio Product Manager で、暇な時には(必要に迫られて?)版権フリーのフォントを自作したり、な人です。以前、日本からの駐在として本社で一緒に仕事をしていた時期もあり、MSDN に関してもときどきお世話になっています。
(注2)
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;JA;147341
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;EN;147341
MSDN マガジンって実際に売ってるところをいまだかつて見たことない雑誌なんですよね。
社内(本社)でちょっと古めのバックナンバーが放出されているのを拾ってきては読んでいるのですが、雑誌(とくにコンピュータ系)は今は全然売れないと、日本の出版社の人が嘆いていたので、オンラインで提供する方が今は現実的な時代のようです。問題は翻訳費用なんですが、今回は、中村さん(注1)のところできっと翻訳かけてくれたのでは?と思っていますが、ど~なんでしょうね?>中村さん
(注1)中村さん http://channel9.msdn.com/User/Profile.aspx?UserID=2300