Michiko's Blog

レドモンド本社で MSDN Library のプログラムマネージャを担当。現在、英語、日本語版他8ヶ国語のリリースを担当。

4月 2005 - Posts

RTF エディタと日本語入力プログラムの歴史
ある古いヘルプファイルを更新することになり、とりあえず、現在のファイルを decompile してみました。なんとなく嫌な予感はしていましたが、これって最近の Word や、WordPad が吐き出す RTF ではダメなパターンにハマりまくり、格闘すること数時間。昔の Windows の Write.exe も試してみましたがやっぱりコンパイル後に文字化けがチラホラ。まさに一つ直すと、あちこちがおかしくなっていく最悪のパターン。確かWord97 の時点でRTFの仕様が変わり、それ以前とそれ以降で、微妙に違うRTFの出力結果のため当時ヘルプコンパイラでも似たような件が報告されていたのをなんとなく記憶していますが、こういうとき、必ず面倒なことになるのは DBCS 版なんですよね。英語版は特に影響も受けずサクっと変更できてたりするのに... 結局 Word 1.2 を入れて編集した RTF でコンパイルした結果はOKでした。(今回はとりあえず内容を更新しただけですが、今後はファイル全体とコンパイラのバージョンを新しくしようと思います)

Word 1.2 と言えば、まだIMEも出る前で、懐かしの VJE (あの当時はベータ(β)とかガンマ(γ) だったような) そういえば Word 1.2 が出た頃ユーザーが「一太郎では罫線が自由に引けるのに...」とボヤいていたことも今は懐かしい思い出です。久々に懐かしい製品に遭遇したところから、阿部圭介氏の「日本語入力プログラムの歴史」のページなどを、眺めてみたりしていました。「書院」(Sharp)の名前を見た時に、「ワープロ」と「パソコン」がまだしのぎあっていた頃を思い出しました。昔のワープロって確か結構な機能がついてたりしてたんですよね。http://www4.airnet.ne.jp/koabe/com_inet/im/history4.html